秋は学会の季節です🍁
診療放射線学科の教員や大学院生も色々な学会で研究成果を公表しています
修士課程1年の大学院生は初めての発表でした😅
第11回日本認知症予防学会学術集会で大きなステージ上で堂々と発表してきました
タイトル:パズルゲームによる認知症予防の可能性
研究紹介:2025年、日本の65歳以上の高齢者は3,657万人になる見込みであり、そのうち認知症患者は700万人、軽度認知障害(MCI)は600万人に上るといわれています。これは65歳以上の5人に1人が認知症に、MCIを含めると3人に1人が認知症とその予備軍に該当するといわれています。そのため認知症は今後日本において大きな社会問題となると予想されます。本研究の目的はパズルゲームを用いて前頭前野の脳血流変化を明らかにし、認知症予防に有用であるかの検討することです。結果から、パズルゲームにより前頭前野の脳血流量が増加することがわかり認知症予防に有用であることが示唆されました。
甲斐先生は第38回日本診療放射線技師学術大会で発表しました
タイトル:複数システムのマンモグラフィ画像を用いた乳腺含有率を推定する回帰型DCNNによる乳房構成解析システムの開発
研究紹介:乳がんの診断は、乳房内の乳腺の濃度が高いほど、がんが見つかりにくいと言われているため、乳腺の含有率によって乳房を4つのタイプに分類する考え方が近年重要視されています。本研究では、マンモグラフィ画像から、Deep Learningを用いて、4つのタイプ分けの基準となる乳腺の含有率を推定するAIを開発し、その結果をもとに乳房を4分類する研究に関して、学会発表を行いました。
お疲れ様でした😀